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Processingでスケッチ

はじめに

前の記事でProcessingの導入方法を紹介した。

Processingをはじめてみる - 鮭の水槽

今回は、いよいよプログラムをつくっていきたいと思う。

 

画面を出す

Processingを起動したら、再生ボタンを押してみてほしい。

小さなウィンドウが出てきたと思う。

まずはこいつの大きさを変えてみよう。

・命令

size( 横の長さ , 縦の長さ );

f:id:salmon2073:20131223145748j:plain

これを記述部に書き込むことでウィンドウの大きさを変えられる。

ここでコツがある。

まず、

size();

と入力してから数字を代入しよう。数値(パラメータという)を入力するたびに「,」を打つのを忘れないように。

ちなみに、size( と入力した段階で size(  となったと思うが、この機能のおかげでどこが命令部なのかが分かったり、スペルミスをしていないかチェックできたりする。

 

円を描く

画面が表示できたら、そこに円を表示してみよう。

・命令

ellipse( 中心のx座標 , 中心のy座標 , 横の大きさ , 縦の大きさ );

f:id:salmon2073:20131223145834j:plain

ウィンドウの座標は左上が(0,0)になっている。ここで注意して欲しいのは、y座標がしたに行くほど大きくなるということだ。皆さんにはこの感覚に慣れてほしい。

ちなみに、横の大きさと縦の大きさが違うと楕円になる。

 

四角形を描く

四角形を表示してみよう。

・命令

rect( 左上のx座標 , 左上のy座標 , 横の長さ , 縦の長さ );

f:id:salmon2073:20131223145953j:plain

 

三角形を描く

三角形を表示してみよう。

・命令

triangle( x1 , y1 , x2 , y2 , x3 , y3 );

f:id:salmon2073:20131223150104j:plain

三つの頂点を結んだ三角形が表示される。

 

終わりに

今回は簡単な図形を描画する命令について述べた。

次回はこれらに色をつけてみようと思う。

f:id:salmon2073:20131223151231j:plain