Processingでスケッチ
はじめに
前の記事でProcessingの導入方法を紹介した。
今回は、いよいよプログラムをつくっていきたいと思う。
画面を出す
Processingを起動したら、再生ボタンを押してみてほしい。
小さなウィンドウが出てきたと思う。
まずはこいつの大きさを変えてみよう。
・命令
size( 横の長さ , 縦の長さ );
これを記述部に書き込むことでウィンドウの大きさを変えられる。
ここでコツがある。
まず、
size();
と入力してから数字を代入しよう。数値(パラメータという)を入力するたびに「,」を打つのを忘れないように。
ちなみに、size( と入力した段階で size( となったと思うが、この機能のおかげでどこが命令部なのかが分かったり、スペルミスをしていないかチェックできたりする。
円を描く
画面が表示できたら、そこに円を表示してみよう。
・命令
ellipse( 中心のx座標 , 中心のy座標 , 横の大きさ , 縦の大きさ );
ウィンドウの座標は左上が(0,0)になっている。ここで注意して欲しいのは、y座標がしたに行くほど大きくなるということだ。皆さんにはこの感覚に慣れてほしい。
ちなみに、横の大きさと縦の大きさが違うと楕円になる。
四角形を描く
四角形を表示してみよう。
・命令
rect( 左上のx座標 , 左上のy座標 , 横の長さ , 縦の長さ );
三角形を描く
三角形を表示してみよう。
・命令
triangle( x1 , y1 , x2 , y2 , x3 , y3 );
三つの頂点を結んだ三角形が表示される。
終わりに
今回は簡単な図形を描画する命令について述べた。
次回はこれらに色をつけてみようと思う。