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ケルト音楽勉強中

夏休みに入って半月以上経つが、この頃は音楽の勉強に没頭している。最近はケルト音楽に興味を持っている。 というわけでメモ代わりにケルトについてざっくり書いてみようと思う。

身近なケルト音楽

面白いことに、他の人にケルトを聞かせると「ああ、こういうやつね」という反応が返ってくることが多々ある。 ゲームやテレビなどで使われることが多いのだろう。具体的に、「FFやモンハンのBGMっぽい」という人もいた。 ケルトの定義は非常に広く、あちこちの国の音楽が混ざって表されることが常である。個人的に有名どころはアイリッシュ音楽だと思う。

特徴

なんといってもスウィング感である。コードよりも旋律が先にくるという感じである。 今回僕が聞いてみてる中ではダンスに使われているようなアップテンポな曲が多いが、癒される曲も多くあるし、バラードなんかもある。テンポが遅い方はバラッドと呼ばれる。

楽曲の構成としては8拍子のセットが2回ずつ繰り返される。BGMに適していて、ずっと終わらないんじゃないかというような気分になる。

使われている楽器

このあたりが代表的な楽器であり、演奏の際の組み合わせや数は様々である。 ちなみに、フィドルはそのつくり自体はヴァイオリンと同じである。ただし、出だしのはっきりした演奏をしなければならないので、DTMで作ろうとする場合は切実な問題になりそうだ。

音階

ざっと調べてみたところ、主に使われているのは民俗音楽らしく47抜き音階、マイナー(ドリアン?)スケールだった。 とはいえ、やはり旋律のリズムが最も重視されている印象である。

リズム

独特でありつつも単純に聞こえて、実は複雑である。細かい3拍子が集まった変拍子で構成される。 代表的なリズムにはジグ、リールといった名前がついている。

他の音楽との関係

カントリーミュージックの起源の一つであるといわれている。ゴスペルや賛美歌の影響を取り入れて変化していったようだ。この周辺の音楽を見てもわかるように、ケルトの歴史は非常に長い。

まとめ

聞いていて修行のような感じはなく、「楽しい音楽」である。たくさん聞いても飽きることがなく、ますます好きになった。

ゲーム音楽のような打ち込みも現物の演奏も両方おすすめしたい。