「動きのカガク展」に行ってきた
六本木の21_21 DESIGN SIGHTで行われている「動きのカガク展」に行ってきた.
- 企画展「動きのカガク展」
- 会期:
- 2015年6月19日(金)- 9月27日(日)
- 休館日:
- 火曜日(9月22日は開館)
- 開館時間:
- 10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
- 入場料:
- 一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料 *15名以上は各料金から200円割引 *障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料 その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください
六本木に行くのはこれで5回目になる.この日はちょっと雨が降ってたけど,室内なので問題なし.だいたい1.5時間くらいで全体を回ることができた. 受付で「フラッシュを炊かなければ撮影してもokです.」と言われた. 展示場に入ってすぐのところにこの企画についてドキュメンタリー映像が流れていて,ある作品をプロトタイプする場面などが興味深かった.
これは小さいものを大きな影として壁に投影するというもの.レールの上をライトが走っていて,電車から窓の外を見ているような景色が壁に映されている.写真に写っている影はたぶん定規. 遠近感が感じれらるのが面白い.
ミラーボールかと思いきや何やらぐにゃぐにゃ動いている.周りに散らばる光が羽のようになっていて,美しく動くさまが見ていて飽きない.連れがインテリアに欲しいと言っていたが,これは研究室にも一つ設置してほしい.
真ん中の段に乗ってどこかを指すとベクトルたちも一斉に同じ方向を向く.
明かりがチカチカしている場所で傘を回すとアニメーションになる.
落書きをすると書いた文字がデータとして集約され,再構成された文章として壁に書かれる. 何と書いているのか全く分からないが,意味深な暗号に見えて不思議.
他にもLeap Motionを使って旗を上げ下げするものや水を布を通して触るものなど,体験して楽しめる作品もあった. そのせいか子連れも多かったし,出入り口の物販点でもおもちゃコーナーがにぎわっていた. もっとエンジンとかそういう工学的なものが出てくるのかと思っていたがそういうことではなく,「動いている」ことの面白さにフォーカスされているような印象を受けた.作品は見た目はシンプルなのにどこか洗練されていて,透明感のある作品ばかりだった.